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人は生き通し
■暑さ寒さも彼岸までといいますが、ようやく猛暑もやわらぎ、秋の霊祭をお仕えるする月になりました。
■毎年、霊祭を仕える頃になると、ある新聞に載った、死期のせまった母親が三人の娘に残した遺言を思い出します。母親は、臨終の際にこう言いました。「お母さんは、死ぬのは怖くありません。怖いのは、死んだ後にあなたたちに忘れられるのが何より怖いのです。私が死んだら悲しいでしょうが、どうかお母さんのことを忘れないでください」と言い残して亡くなりました。
娘さんたちは、この遺言を大切に生きることで悲しみを乗り越え、母親と一緒に生きている深い安らぎを覚えて暮らしていると記事は結んでいます。
■教祖さまは、「人間は生き通しが大切である。生き通しとは、死んでから後、人が拝でくれるようになることである」と説いています。私たちは、みな、神様、先祖の霊様から頂いた恩恵の中に生かされていることを忘れない、そのことが何よりも御霊を大切にする道であり、私たちが幸せになっていく道ともなります。やがて御霊になっていく私たち、後に拝まれるような人にならせてもらいたいですね。
■二十日は、教会の霊祭。お繰り合わせ参拝なさいますように。
(2010.09.01 教会だより400) |
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イラスト 若林優子 |